社会と心を考える

研究します

互助の重要性

 ふと考えたこと。。。

 

 プロテスタンティズムが基になった資本主義の精神を分かりやすく言えば、「お金を稼ぐことは精神的、物質的幸福を得るための手段から、目的そのものに逆転し、お金を稼ぎ、富を築くことを競い合う一種のスポーツとなった」と。

 

 特に日本でメンタルヘルスの重要性が叫ばれてるけど、元凶をたどればこういった〇〇主義とかだと思うんだよね。(資本主義は近代化の象徴だから人類が発展したのもこういう自己啓発的な思念(プロテスタンティズムは禁欲的)のお陰でもあるから否定はしないしむしろ受け入れてそれに見合った社会の仕組みを作るべきだと思う)

 

 社会の構造が(精神も)変わっちゃったのはしょうがないけど、それに合ったセーフティーネットが必要だと思う。自助がもう駄目なんだから互助の重要性を広く(生涯教育としていや学校教育に取り入れてもいい)教えて公助を手厚いものにする。雇用の仕組みとかいろいろ変えないとダメなんだろうけど、それをやるのはトップなわけで(もちろん社会に訴えることも大事)、市民一人ひとりが(互助の重要性を認識して)行動しないとだめだと思うの。